長年続いた壮大なスペースオペラの完結編。
旧3部作のライバルキャラ「ダースベイダー」の誕生秘話を描いたSFアクションです。
トム・クルーズ主演のSF映画です。
世界各地に現れた、謎のエイリアンの乗る巨大兵器「トライポッド」の
襲撃で世界中が大ピンチになります。
次々と人が死に、街が破壊されていく極限状況下での、トム演じる主人公を中心とした
家族再生物語…です。そのハズ。
実は…僕はてっきり、この映画を
トム・クルーズがヒーローの如く、エイリアンとカッコよく戦うSFアクション物
だと勝手に思い込んでいたんですが、実際に観てみたら…
全然違いました。(^^;
やたらと人が惨たらしく死にまくります。
ビームで炭化したり、大量の死体が川を流れたり、
挙句の果てには、血を吸い取られて肥料に等々。
あと極限状況下での人間の醜さも描かれたりします。
SFアクションではなくパニック映画…いやむしろ
ホラー映画に近い印象を受けましたよ。(^^;
トライポッドの襲撃を初めとして、段々と絶望的状況へと進んでゆく様はなかなか
緊迫感あり。
地下室でのエイリアンの偵察触手との、かくれんぼ(笑)もなかなかハラハラしましたね。
とにかく、主人公がホントにただの一般人なので、一体この状況からどーやって逆転
するんだろう??それとも完全なバッドエンドか…??と観ながらドキドキしていました。
…ただ、それ故にラストのあまりにあっけなさ&説明不足さにはアレぇ???って感じでした。
一応ハッピーエンド…だと思うんですけど、このあまりのあっけなさや、仕方が無いとは言え
終盤での主人公のある行為のせいで
素直にハッピーエンド…に思えなかったのが残念です。
こちらが予想していたのとは大きく違いましたし、結末を含め不満点も挙げればキリがないんですが(^^;
元々大きく期待していたわけではない事や
映像的なインパクトや緊迫感はたしかに強かったので
こーゆーものなんだ、と割切ればけっこうおもしろかったかな…と思います。